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2022年すきま脳トレ作品の作製話

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1月のメモリアル 
1月1日
明けましておめでとうございます。
今年の隙間脳トレは、昨年と同じように、お絵描きをして、本を読み、手芸作品を作り、毎月メモリアルを編集したいと思います。
今年も宜しくお願いします。
   
1月15日
久しぶりにクリスタ画を描きました。アップリケした節分のタペストリーなので、描き方を思い出しながら描くのには丁度良い画材でした。クリスタ画の楽しさも思い出しました。次回は、もう少し、難しい画材を選びたいと思います。 
2月のメモリアル 
2月7日
 
2月15日
和田はつ子さんの「料理人賭季蔵捕物控シリーズの最新版㊴~㊷を読みました。①~㊳を読んでいませんが、季蔵さんは、男前で刀を包丁に持ち替えた料理人であり、不幸にみまわれ我を忘れた許嫁を見守って おり、料理屋をしながら、奉行所では手が付けられない事件を裏で始末する仕事をしている。色々な料理を作り、その作り方まで書かれているので、興味深く読む事が出来ました。「天下一の粥」は江戸で質の悪い風邪が流行り、食べ物屋は余儀なく閉店させられ、テイクアウトに・・等、コロナ禍で緊急事態宣言と同じよう・・と思いました。発行日を見ると、2,020年12月18日になっていたので、納得しました。
2月25日
何年か前に読みかけた本が私に向かないような気がして、読み切る事が出来ず、佐伯泰英著の本を敬遠していたのですが、読む本が無くなり、以前プレゼント箱から頂いていた「古着屋惣兵衛影始末」を読み始めました。あまりの面白さに、目が離せず6巻一気に読んでしまい、佐伯泰英の大ファンになりました。徳川家康より、代々古着問屋・大黒屋総兵衛として、裏では徳川家護持のため影旗本としての勤めを果たすように命じられ、書付と愛刀三池典太を与えられた鳶沢成元から80年余の時を経て、6代目総兵衛と鳶沢一族に圧力をかける柳沢吉保配下を打ち負かし、巨大商船大黒丸を造る。6代目総兵衛の祖伝夢想流の立ち回りなどスケールの大きい活劇に胸がすく思いがしました。
2月28日
以前から気になっていた畳テープの作品に初めて挑戦しました。テープの耳を飾りに使って面白いな・・と思いました。手縫いは無理なので、久しぶりにミシンを使いましたが。途中、調子が悪くなり、分解掃除を頼みました。ミシンの調子が良くなると、作品作りが楽しくなります。余ったテープで内袋にポケットを付け手持ちの真珠を付けたコサージュをバッグに飾って素敵なミニバックが出来上がりました。
3月のメモリアル 
3月10日
基本からはじめるソーイング小物なので、手縫いが基本なのですが、手縫いは、今まで充分練習してきたので、今回は、ミシンを使いました。本当に簡単に巾着が出来ました。セットされていた生地をそのまま使ったので、出来上がり寸法が大きくなっています。底も三角マチにしたので、しっかりしています。
3月28日
 
 新・古着屋総兵衛は、異国の地交趾で生まれ育った6代目総兵衛の子孫が10代目になり、古着太市など新たな風が富沢町を豊かにする。それに対して又圧力がかかる。鎖国で井の中の蛙になっている徳川幕府に、徳川家の危機を感じ、大黒丸よりも大きな船を造って世界に向かって船出する。これ又、大変面白く18巻一気に読んで、満足しました。
4月のメモリアル 
4月6日 
4月6日
初めてパステル画に挑戦しました。パステルは子供の頃使っていた、クレパスのようなものだと思っていたので、色鉛筆と同じようのそのまま塗れると勘違いして・・柔らかい顔料で、指等で伸ばして塗る事を知り、ビックリ・・簡単に仕上がると思っていたのに上手く塗ることが出来ず、無知だった自分を恥じました。今までは、パステル画を、顔料の事などに興味を持たずに見ていましたが、これからはその塗り方にも興味を持って鑑賞したいと思います。
4月25日 
新刊を3冊読ませて頂きまし「おけら長屋」では、万松や長屋の連中のお節介ではあるが人情味溢れる活躍、「あきない世傳金と銀」では念願かなって呉服を商えるようになってからの幸の知恵による発展・・「めおと相談屋奮闘記」では、将棋会所の子供たちの成長等が次作でも楽しみになりました。
4月30日
初めて切り絵に挑戦しました。手持ちのカッターナイフでは上手く切れないので、デザインカッターナイフでを買いに行きました。ダイソーにあったので、安くついてラッキーと思ったのですが、新しい刃に替えても切れ味が悪くて難儀しましたが、色々工夫しながら何とか仕上げる事が出来ました。切り絵用紙がもう少し薄ければ・・・と思いました。少し手は疲れましたが、新しい事に挑戦出来て喜びを感じています。
5月のメモリアル 
5月2日
 
5月10日 
 
2月に①~⑥まで読んで続きが読みたいと思っていた、古着屋総兵衛 の⑦~⑪(完)を読む事が出来て満足しました。新古着屋総兵衛で6代目の思い出話が出てくるので、大体の内容は分かっていましたが、成り行きで大型帆船大黒丸に乗船して出港した6代目・・沖縄沖でポルトガル帆船と死闘後行方不明になる。漂着した無人島で自給自足の生活をして5カ月かけて大黒丸の修理をして一族そろって、南国の交趾(ベトナム)にたどり着く。朱印交易時代に住み着いた日本人の今坂家6代目7代目に歓待され交易の話がまとまる。10代目総兵衛の祖母にあたる、当家の美しい娘に望まれ情を交わす。心を残して日本に帰る・・・大変スケールの大きい時代劇で佐伯泰英氏の作家としての才能をひしひしと感じました。
5月15日 
2回目の切り絵に挑戦しました。今回は、「沙綾形に椿」です。沙綾形とは、卍(まんじ)の形をくずしてつらねた文様。沙綾[地を平組織に、文を経(たて)の四枚綾組織とした平地綾文の絹織物]にもちいるから沙綾形と名づけられたようです。切り絵の沙綾形は、直線なので、前回の「青海波」よりは切りやすかったように思います。前回難儀したデザインカッターナイフもそれなりに慣れてきて、楽しく作品作りが出来ました。
 5月30日
数年前、この本の1巻「陽炎ノ辻」を途中まで読んで、佐伯泰英氏の本は私には合わないと思ったのが噓のようです。今や、全51巻を読破しようと今月10巻読みました。先生が薦めて下さっただけあって、面白くて夢中になって読んでいます。主人公の居眠り磐音こと坂崎磐音は、幼馴染の慎之輔と琴平と3人で江戸勤番が明けて国許豊後関前戻った時、悲劇に巻き込まれる。その夜のうちに、慎之輔が妻の舞を不義の科で手打ちにし、妹の舞の亡骸を受け取りに行った琴平が半ば狂った慎之輔をうち果たす。磐音に琴平の上意打ちが命じられ、友を倒した磐音は、許婚の奈緒(舞と琴平の妹)に心を残し、藩を離れて江戸に行き、金兵衛長屋に住み鰻割きをしながら、用心棒等で、信頼を得て色々な難事件を解決していく・・・
6月のメモリアル 
6月10日 
 
久しぶりに針と糸を使ってブティのカードケースを作りました。以前は簡単に出来ていたものが、、図案が細かいので 細かい目で縫うのに時間がかかり、途中で嫌になり2カ月程間をおいてやっと仕上がりました。小さなケースなのに手間取ってしまって・・根気がなくなったのは、歳を重ねたせいでしょうか?裏に出る糸を始末しても、見た目があまり綺麗でないので、裏地を付けました。図案線を消すために、洗剤で洗ったのですが、線を綺麗に消すことができませんでした。
6月27日 
金兵衛長屋に住み、鰻割きをしながら、佐々木道場で剣の修業に励み、頼まれれば用心棒の様な事もしていた。将軍家治が日光に・・世継ぎの家基を極秘に同道させる命を下す。佐々木玲圓は影護衛として、磐音は見習い鷹匠に扮した家基に同行して幾度となく襲って来る刺客を撃退する。その時尾行していた斎賀衆の忍びの少女霧子を捕まえる。その他の斎賀衆は磐音に挑み敗北する。霧子は佐々木道場で人格や武術など叩き直され修行する。元磐音の許嫁だった白鶴太夫は紅花大尽前田屋内蔵助に身請けされ山形に・・「末永くお幸せに」と磐音「おこん様を大事に・・」と奈緒の声で二人の運命が決まる。門弟が増え手狭になった佐々木道場が改築され「尚武館道場」になる。玲圓から磐音に養子になり尚武館道場を継いで欲しいと申し出があり、おこんと共に新しい道を進む事を決意する。国許豊後関前の両親に挨拶をするために、藩の船でおこんと同行を希望した松平辰平と共に訪れ、仮祝言をあげる。辰平は廻国武者修行に出る。磐音とおこんは半年ぶりに江戸に帰る。磐音金兵衛長屋を出て、尚武館道場に引っ越し、佐々木姓になる。おこんは御側御用取次の速水左近の養女になり、武家娘として磐音と祝言をあげる。磐音の居眠り剣法で刺客を倒す・・胸がすーとします。これからの活躍が楽しみです。
6月30日
久しぶりにクリスタ画を描きました。近くの川で見かけるアオサギです。首から上は上手く描けたように思うのですが羽根の部分が上手く描けませんでした。バックは写真で合成しました。夏ハガキ使いたいと思います。
 7月のメモリアル
7月1日 
 7月7日
バスツアーの最中・・携帯を見ていたお隣さんが「元安倍首相が銃撃されて、意識不明とか・・」と聞かされてびっくりして私も携帯を確認しましたが、この安全日本と言われていた国でこのような事が起こるとは・・信じられませんでした。それも手製の銃とか・・?SPもいたでしょうに・・何が起こるかわからないこの世の中・・心して生活しなければならないと思いました。
7月11日
安倍元首相の弔い合戦のような参議院選挙が行われ、自民党が圧勝しました。関西では維新の会が票を伸ばしたようですが、なかなか全国区には・・阿倍さんの死が今後政界にどのような影響をおよぼすか?岸田首相の手腕が問われる今後・・住みやすい国になることを祈るばかりです。
7月23日
直心影流尚武勘館佐々木道場の後継になった磐音は今津屋の奥向き女中だったおこんと夫婦になり、佐々木玲圓おえいと実の親子のように交わり道場を守り、頼まれると同行して降りかかる火の粉を払って護衛し信頼を得ていく。次期将軍として期待される家基の剣道指南になり、護衛を試みるが、反対派の田沼意次によって、側近の者も一緒に解任される。田沼派の陰謀で狩りに連れ出された家基は暗殺される。影護衛していたにもかかわらず守れなかった事で、佐々木玲圓夫妻は殉死し、佐々木道場も取つぶしにあう。磐音夫婦が引越した今津屋の寮も魔の手が伸び、流浪の旅に出る。佐々木姓から坂崎姓に戻る。影護衛していた門弟の霧子と弥助が同行して妊娠したおこんの身を守る。反田沼派の尾張に入り、偽名ながらも厚遇を受けるが、そこでも刺客があらわれ、尾張を出て、身重のおこんの体を心配しながら再び流浪の旅に出る。この後何処でおこんは出産するのか?次作が楽しみです。
 7月25日
若い夫婦(信吾22歳波乃19歳)のめおと相談屋奮闘記7弾を読みました。「御破算で願いましては」では、恨んだり悩んだりし始めた前に戻れば気が楽になる・・その通りだと私も思いました。「空き家の風鈴は」よく意味がわかりませんでしたが、「目くらまし」に使われたようでした。「初めての藪入り」で小僧の常吉は将棋の修行を頑張って強くなる事決意。波乃の姉は、子供だけは波乃に「負けてたまるか」と・・信吾は、「負けてたまるか」という将棋の教本を作ることに・・等面白く読ませて頂きました。
7月28日
 
 初めてマクラメ編みに挑戦しました。初めて見る編み図なので戸惑いましたが、基本の編み方を参考にして何とか編み上げる事が出来ました。中心のひし形模様の角が綺麗に出来なかったのが残念です。マクラメ編みは、一本の糸で編む編み物と違って、糸の本数が決まっているので、脇で目が増えたり減ったりすることが無いので、編み方さえマスター出来れば、楽しい手芸になるような気がします。機会を見て色々な物を編んでみたいと思います。
8月のメモリアル 
8月5日
フクロウさんのお誘いで、りりちゃんと3人で天童よしみのコンサートに行って来ました。コロナの影響で、活動が自粛され、久しぶりに地元で新装された八尾プリズムホールでのコンサートだったので、素晴らしい歌声で我々を感動させてくれました。ご本人も感涙して天をあおぎみる場面もありました。過去の売れなかった時代の話など・・上沼恵美子さんとの因縁話を面白おかしく語っていた時、お忍びで応援に来ていた上沼恵美子さんが客席いるのを見つけて、手を振り感謝の眼差しを向けた時、二人の信頼関係の深さを感じました。持ち歌以外に美空ひばりや沢田研二の代表曲も熱唱して、会場を埋めつくした、おっちゃんもおばちゃんも大満足で大喝采で幕が下りました。近くのビルの上層階のレストランで、3人で色々お話ししながらとろろ御膳を頂きました。フクロウさん・りりちゃん・・楽しい1日を過ごす事が出来ました。有難うございました!!
8月8日
 
 主人公赤目小籐次は、大酒会で1斗5升の酒をあおって、墓裏の藪の中で3晩寝過ごし、藩主の参勤下番の見送りを欠き、奉公を解かれる。歳は49歳で5尺1寸(153㎝)の矮躯で大顔、禿げ上がった顔に大目玉、団子鼻、両耳も大きい。救いは、一文字の口と笑うと愛嬌のある顔・・脱藩して浪人になって先ずした事は、箱根越えをした旧藩主を影ながら見送った。その時山賊から江戸の大店の主夫婦と娘を助ける。そして、旧藩主を江戸城内で辱めた4藩主の参勤下番の行列を襲って御鑓の穂先を奪い、旧藩主に詫び状を書かせて穏便に済ませる。矮躯な浪人が旧藩主の敵をとったことで、江戸で評判になるが、4藩の内1藩の家臣が暴走して小籐次を狙う。箱根で助けた大店の援助で、長屋を借り、父親から教わった刀研ぎの技をいかし包丁研ぎで身を立てながら、敵と戦う。余りの強さに、人首千両の値が付き、その首を狙った強者と勝負したり、事件に巻き込まれ解決したりと・・これも大変面白く、後日続きを読みたいと思います。
8月10日 
 
 つまみ細工の作品を作るのは、これで2回目なので、前よりは要領よく出来たような気がしますが、2㎝角ピースは小さいので、つまむのに苦労しました。前も書きましたが、素材が縮緬でなく綿だったので出来上がったように思います。
8月25日 
尾張を船で脱出した磐音一行は田沼派の裏をかき、霧子の提案で、磐音は身重のおこんを背負い険しい尾根を経て、霧子の生まれ育った雑賀衆の隠れ里(姥捨の郷)にたどり着く。受け入れを許され、死の縁を漂うおこんは助けられる。辰平と利次郎が郷にたどり着き、供に加わる。おこん無事に出産する。この郷は裏高野にあり、開祖空海の一字を取って空也と名付けらる。田沼意次の財政立て直しで高野山に眠る鉱脈に手が伸びようとしていた。高野山・和歌山藩の反田沼派と磐音のアドバイスで回避される。女人禁制の高野山奥の院に入った田沼意次の側室を、磐音は捕縛。姥捨ての郷に連れていく。雑賀衆の裏切り者の案内で、刺客が多数郷に入り込む。雑賀衆と磐音達で成敗し、側室は斎賀に女衆に殺される。荒らされた姥捨ての再建の目途が立てば江戸に戻る決意をする。3年半余りの年を経て江戸に帰った磐音一行は小梅村の今津屋の寮に着く。隣家を今津屋は買取り、「尚武館道場」の扁額が掛けられていた。道場は再開され厳しい修行が始まった。おこん2人目の子を出産、睦月と名付けられる。豊後関前藩の新造帆船で磐音の父(国家老)と母親がお忍びで江戸の来る。江戸家老の父が行方不明になり、関前藩の危機を解決する。いまだ田沼父子の権力は頂点を極め、田沼派の手により、霧子が毒矢に当たり生死をさまよったり、辰平が勾引かされたりするが、難を逃れ、門弟も増え尚武館道場は増築される。この後、田沼父子の行末や神保小路の尚武館佐々木道場は再建されるのか?・・楽しみです。
 8月27日
JPC道場でくす玉「白波」を組み立てました。左差しが初めてだったので、感が狂って組み立てるのに時間がかかりましたが、白波がたった素敵なくすだまが出来上がりました。
 9月のメモリアル
9月1日 
9月3日
JPC道場でくす玉「風花」を組み立てました。これは11月の課題のようです。しっかりと(?)勉強させて頂きました。
9月9日 
コロナの影響で、何年か振りに開催された「手作りフェア」に行ってきました。10時半頃に会場に入ったのですが、多くの人で賑わっていました。今年は午前中に行ったので、「デコリメイクのファッションショー」を残念ながら見る事ができませんでした。1時間ほど会場を見ましたが、目新しい物を見つける事が出来なかったので、会場を後にして、隣の商工会議所の五代様の銅像が汚く剥げているのを見て心が痛みました。その後、堺筋本町まで歩いて、買い物をして帰りました。
9月10日
「源流」から始まって「大海」で終わる・・なんて粋ですね。前回で楽しみにしていた、吉原での衣装競べも決着がつき、何年も掛けて手がけてきた人気役者の色も決まり、呉服商いに復帰して、身分の高い武家を顧客に持つようになり、新店を開業・・丸2年軌道に乗り始めた頃、頼りにしていた意外な人から立ち退きを言い渡される。人任せに契約をして騙されたようだ。経営者としての不備を指摘され、奉行所に本公事の願いを出す事を言われる。其のことで、今まで五十鈴屋を敵視していた妹の主人が逮捕され、店はお取り潰しにあう。(悪い事はできませんね。そのように持って行ったのは、誰か?)幸は自分達の町を元気にしようと奔走する。「買うての幸い、売っての幸せ」を掲げて商いに励む幸。御寮さんは金・・私は父親の命令通り傍を離れず生涯をかけて金を生かす銀になります・・(感動的な言葉で涙が出そうになりました。二人の幸せを祈ります)
9月12日 
 
「居眠り磐音江戸双紙」51巻と別冊2巻読破しました。5月から読み始めて、佐伯泰英氏が15年掛けて書き下ろした作品を5ヶ月で読ませていただけるなんて・・感謝の気持で一杯です。田沼意次の嫡子が思いがけない人に殺され、意次の元気が段々なくなり見罷る。 神保小路の「尚武館道場」が将軍家斉によって返還され再興し、300人の門弟が集まる道場になった。18年振りに磐音一家が国家老の父の見舞いに関前に帰る、関前では内紛が・・国家老を悩ませていた。それを磐音と解決し、藩を若返えらせて、あの世に旅立つ。16歳になった空也は、関前から薩摩に向かって武者修行に・・。この後武者修行に出た空也のお話が続くようなので、それを読むのを楽しみにしています。磐音の欲を持たず運命に従う・・の姿勢は私の心に残りました。これからの人生運命にしたがって心穏やかに過ごしたいと思います。
 10月のメモリアル
10月1日
10月4日 
 
しーちゃんから型紙を借りて、マクラメ編み2作目のミニポシェットを作りました。説明書は詳細に書かれていたので、思ったより簡単に編めました。ここで勉強になったのは、肩ひもを作って、その糸の続きで脇を編んで仕上げる事です。苦手だった巻き結びも何とか編み図をみながらなら、編めるようになりました。小さくて、肩ひもが短かったので、余り実用的ではありませんが、勉強の過程としての作品なので満足しています。 
10月7日 
 
「居眠り磐音江戸双紙」51巻を読破した後、其の続きとなる、「空也十番勝負」を読ませて頂く事が出来て感謝しています。息子の空也が武者修行に・・皆の反対を押し切って薩摩に入るための修行の途中出会った僧侶から「捨ててこそ」の言葉をもらいその言葉を胸に困難を乗り切っていく空也の成長と逞しさが私の心を打ちました。仕掛けられた勝負に勝っては仇として狙われ・・8番まで終わり、最後の旅に・・9番はどうなるか・・来年1月に発売されるようなので楽しみにしています。 
10月15日 
 
3作目の作品は先生の本から選んだミニタペストリーです。難しいそうだったので、断念しょうと思ったのですが、先生のそんなに難しくないとのお言葉で、挑戦しました。その通り思ったより簡単で、半日で仕上がった時は、大変喜びを感じました。この作品で勉強になったのは、ねじり編みです。同じ方向に編むだけでねじれて来るので、楽しくなりました。美しい作品に仕上がったので満足しています。 
10月20日 
 
先月の保津川下りの時、お友達になった方のお誘いで、五木ひろしの公演を観てきました。新歌舞伎座には行った事がなかったので、期待して行ったのですが、ビルの6階で、以前の歌舞伎座のような雰囲気は無く少し残念でした。歌舞伎の公演が殆ど無い理由が分かりました。2枚看板になるはずだった市川由紀乃さんが体調不良でお休みだったので、私と同い年の五木ひろしさんが精力的に若い歌手を引っ張って、お疲れのようでした。それでも、歌声は素晴らしく、私が知っている歌を沢山歌ってくれたので、楽しい時間を過ごす事ができました。コロナのせいか・・?不景気のせいか・・?以前のような華やかで豪華な舞台でなく、お金がかかっていないと思わせる質素な舞台でした。私達は、1階の良い席を格安のチケットで観る事が出来たので、充分楽しむことが出来ました。誘って頂いたお友達に感謝感謝です。 
10月25日 
   
出戻った「鼻緒屋」の娘と職人見習いの浪人が中心になって江戸の大火で燃えそうになった御神木の梅の木を守り、照降町の復興に尽力をつくす。父親の死後「鼻緒屋」の主人として老舗「宮田屋」や吉原の花魁に認められ、新しい事を考えて商売を盛り立てる。浪人と心が通じるも・・どうなるか?4巻で完結なので楽な気持で楽しく読む事が出来ました。今まで、男性が主人公ばかりのシリーズを読んでいたので、女性の主人公は?と思ったのですが、女心もしっかり掴んでいらっしゃる佐伯泰英さんの才能に頭が下がりました。   半年前に火事で両親と店を無くした老舗料理茶屋の姉妹が火付けの下手人狙われて、店の再建が出来ないとの事で、その下手人を探索して姉妹を助ける町火消鳶の見習いの活躍のお話で読み切りと言えども骨のある面白いお話でした。
10月30日 
今年も来年の干支を作りました。多くのメンバーさんが作ってくれて嬉しく思いましす。私がJPC道場でお世話になり始めた年が丑年だったので、卯年は2巡目になります。月日の流れるのは速いものです。うさぎは穏やかで温厚な性質なので、「家内安全」を意味するようです。他にも飛び姿から「飛躍」「向上」を象徴するので、新しい事に挑戦するのに最適な年と言われています。今年はマクラメに挑戦したので、来年も何か新しい事に挑戦したいと思います。
11月のメモリアル
11月1日
1
11月8日
マクラメ編みで「フクロウ」を編みました。本の説明や編み図は未熟者には難しく 、編み図を穴があくほど見て、芯になる糸の図に矢印を付けながら編みました。嘴のしゃこ結びが分からず平結びの3回で次に進んだので立体感の無い嘴になってしまいました。がなんとか編み上がりましたが、オケラの様な・・河童の様な・・フクロウが出来上がりました。先生の展示作品で、「バラのコースター」が目についたので挑戦しました。編み方は、横巻き結びと縦巻き結びだけなので、簡単なのですが、段を揃えて編むのに苦労しました。横巻き結びを締めすぎたせいでしょうか?2枚とも正方形には出来上がりませんでした。最後の糸の始末は、残っていた糸を切り揃え解いてフリンジにしました。
マクラメ編みを始めると夢中になって時間を忘れます。これからも新しいテクニックの入った作品に挑戦していきたいと思います。
11月12日
新歌舞伎座で「福田こうへい特別公演」を観て来ました。今人気の歌手なので、お芝居も小林綾子や曽我廼家文童等ベテランの役者さんを沢山揃えて1時間半楽しませてくれました。コンサートも民謡で鍛えた歌唱力で昭和歌謡やオリジナル曲を全身全霊で歌い上げ、心に響きました。出世歌「南部蝉しぐれ」は心に残りました。舞台も大変華やかで、豊かな気分になりました。公演の後、館内のレストランで食事をしました。その時、半権を見せると、グラスビールがサービスされ、ラッキー!・・でした。今回も楽しい思い出をくれた彼女に感謝です。
11月25日
初めて生で浪曲を聞きました。咲くやこの花賞受賞記念の公演で、若手ホープだけあって、良く通る声で、「浪曲アラカルト」や「勧進帳」等分かり易い語りで聞かせて頂きました。河内音頭で有名な河内屋菊水丸がゲストで面白いお話と踊る河内音頭ではなく聞く河内音頭で座を盛り上げて2時間余りの公演でしたが飽きることなく楽しい時間を過ごさせて頂きました。近鉄アート館は大きい劇場ではありませんが、ほぼ満席で、若い女性が多いのにビックリしました。今回は知らない世界をのぞかせて貰ったことに感謝します。
鎌倉河岸捕物控を読み始めましたがなかなか読み進むことが出来ず、5巻まで読んで、間を開ける事にしました。幼馴染4人の活躍で面白いのですが、字が小さいのと事件が2つ絡むので、集中して読んでいないと分からなくなって前に戻って読み返す事が早く読めない理由ではないかと思います。政次としほちゃんがどうなるか等気になりますが、又気が向いたら読む事にします。
12月のメモリアル 
12月1日
今年も最後の月になりました。今月は年間メモリアルの展示です。表は隙間脳トレで手作りした作品やクリスタ画、読んだ本などで今年の活動の一部を表しています。裏は月別に出来事を書いて、今年の記録になります。よねちゃん・・油絵の奈良公園の鹿の絵は素晴らしいです。くす玉や手塩にかけたお花が賑わっています。まっちゃん・・手作りの華やかなクリスマスリースとその映像を表面に大きく載せて、丸シールの作品やクリスタ画、うーちゃんの面影に献杯。J-Medicさん・・縫いぐるみの干支十二支のクリスタ画、私が入会して12年以上経った事をしみじみ感じ懐かしく嬉しくなりました。マクラメ編みのクリスマスツリーには、苦労して作られた小さなオーナメントが一杯、勉強になります。ななふくさん・・画像は先生から頂きました。ハート型のブーケの様ですね。yokkoさん・・上品なお花の額縁にカラーやハイビスカス等のクリスタ画がマッチして素敵ですね。マクラメ編みの千鳥柄、ゆったり編むのは難しくありませんでしたか?のとちゃん・・沢山のクリスタ画、今年の干支寅の立派な事、鬼滅の絵が目を引きます。くわちゃん・・立派なクリスマスリースと寅から兎への申し送り来年が楽しみになります。しーちゃん・・私ではなくて私たちの学び舎ですね、JPCは。手を怪我しているのにクリスタ画を描かれて頭が下がります。でこちゃん・・読んだ本を数えてみて私自身ビックリしました。マクラメ編みの「フクロウ」と「バラのコースター」編む喜びを感じるようになりました。
12月12日
冬のお楽しみ抽選会で素敵な景品を頂きました。出席回数が少なかったので、2回だけでしたが「お花のモチーフ」と「鮮緑のダリアの座布団」のキットを頂きましたので、来年の脳トレ作品にしたいと思います。有難うございました。
 12月16日
以前から一度行ってみたいと思っていた「大塚国際美術館」に行って来ました。梅田を8時半に出発して、明石海峡大橋を渡り、大鳴門橋を渡って、11時半頃鳴門公園に到着。昼食を頂きました。鯛・ワカメ・ちくわ・タコ・鳴戸金時芋・正油豆・うどん等、鳴戸の食材を使った料理でした。その後、公園内にある、「大塚国際美術館」に行きました。12時半から3時間1000点を越える陶板で原寸大に再現された西洋名画を鑑賞しました。B3~2Fまで古代ー中世ールネサンスーバロックー近代ー現代まで分けて展示されているので、美術の歴史が良く分かりました。古代遺跡や礼拝堂等実際の大きさに空間丸ごと展示されているので、現地にいるような臨場感が味わえました。ゴッホの「ヒマワリ」等は、焼き付ける前に絵の具を重ねて塗ったとのことで、油絵の立体感が出て、本物のように見えました。中には、陶板なのでつるつるして、写真を見ているような作品もありました。今後、1000年2000年と色あせる事なく保存できる陶板芸術の素晴らしさを実感しました。鳴戸海峡の白砂を使って小さなタイルから始まり、1mx3mの大きな陶板を無傷で焼く技術を開発した大塚グループの凄さと、徳島県に貢献したいという思いがこの美術館に込められている事を知り感動しました。鑑賞ルート約4キロ・・少し疲れました。8時過ぎに帰って、万歩計を見ると、約16000歩、歩いていました。今回は、西洋名画を一堂に会して観る事が出来て、大変勉強になりました。又、劣化するこたがないので、写真撮影をする楽しみも味わえました。
12月17日 
「交代寄合伊那衆異聞」①~⑤まで読みました。交代寄合とは、大名同様に参勤交代を義務付けられた家のことで、信州伊那谷にある座光寺家もその一つ。安政の大地震で、主人公・本宮藤之助が江戸表の安否を確認するため駆けつけるが、養子の当主が消失した吉原の妓楼から女郎とともに八百四十余両の金を盗んで失踪、その上家宝の刀まで持ち出し、お家断絶の危機に接する。当主と瓜二つの藤之助はお家存続のため、当主を倒す。将軍家定との謁見をすませ、名実ともに座光寺家の当主になりかわり活躍する。舞台は幕末の江戸から長崎に移り、日本で唯一の外国文化に接し、刺客に狙われながらも、柔軟に変貌していく藤之助・・面白くて目が離せず、寝る間も惜しんで読んでしまいました。続きを読むのが楽しみです。

12月18日
1巻完結の「新酒番船」を読みました。女流作家の本のような素敵なカバーデザインで読むのが楽しみになりました。丹波篠山や西宮等関西の地名が出てくるので親しみを覚えました。丹波杜氏である父に倣い、灘の酒蔵の蔵人見習いになった海次18才は、名にちなんだ海の仕事に興味をもち、新酒を江戸に運ぶ番船に密かに乗り込む。船頭や水夫頭に認められるように仕事をこなす。途中海賊に合うも、海次の活躍で乗り切り、丹波の山を駆けまわってきた足をかわれ、惣一番を摂るために走る・・・等、今読んでいる、「交代寄合伊那衆異聞」の伊那の山猿藤之助と丹波の海次がチョット重なって見えたりして・・大変面白く、後味の良い本でした。
12月19日
久しぶりに「冬はがき」の為にクリスタ画を描きました。以前行った、出雲大神宮の「しあわせなでうさぎ」です。なでると幸せになるとのこと・・特に縁結びに御利益があるようですが・・・
来年は卯年・・飛躍できるように、穏やかで幸せな一年になるように、この「なでうさぎ」に願いをたくしたいと思います。

他のメンバーの皆様の作品への感想

 
   
   
   
   
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 (おわりに)
2022年もコロナ禍の中で始まりましたが、後半自粛は緩和され、隙間の利用も、読書や作品作りだけでなく、アウトドアでの活動も見られるようになって、良かったように思います。私は、月に一つの作品作りの目標は、ほぼ達成できたように思います。来年もこの目標は続けていきたいと思います。ただ、クリスタ画を殆ど描かなかった事が心残りです。来年は、クリスタ画にも再度挑戦したいと思います。皆様の現物作品は、月々の展示会で見せて頂けるので、大変勉強になります。来年もこの展示会で力作を見せて頂くのを楽しみにしています。