トップへ戻る  2020 2021 2022 2023 他のメンバーの皆様の作品への感想

2024年すきま脳トレ作品の作製話

このページは上から下へご覧ください。

2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

1月のメモリアル 
(はじめに)
明けましておめでとうございます。
今年も隙間脳トレを頑張り、何か新しい事にも挑戦して、健康で有意義な時間を過ごしていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。
2023年12月31日~2024年1月2日
(1日目)難波を8時に出発して、梅田・京都に寄り、満席で静岡に向かいました。途中頂いた名物「しらす弁当」は大変美味しく完食しました。お天気は降ったり止んだり不安定でしたが、予報通り午後から良いお天気になり、日本平からロープウェイに乗る時は暖かくコート無しで、久能山東照宮をお参りすることができました。昭和32年にロープウェイが開通するまで、山下石鳥居より本殿迄、1159段を、昔の人は「いちいちごくろうさん」と洒落を言いながら登ったようです。御社殿は国宝で、他の殆どの建物も重要文化財で、素晴らしい彫刻や色あせぬ色彩に目を奪われました。佐伯泰英著の「古着屋総兵衛」で先祖代々守っていたのが久能山東照宮の新廟だったので大変興味深くお参りする事が出来ました。4時半頃夕食会場に寄った時今日初めて富士山が顔を覗かせてくれました。夕食に茶そば出たので、年越しそばと思って頂きました。その後、ホテルへ・・シングルなので気が楽です。TVを点けると紅白歌合戦が…先日、新歌舞伎座で観た、水森かおりが歌っていたので梅沢富美男との公演を思い出しながら見ました。1人ゆったりとした気分で、年越しが出来る喜びを感じました。 
 (2日目)4時半頃起きて体調を整えて、バスは6時に出発しました。素晴らしいお天気に恵まれ、バスの席は、昨日と変わり、右側の窓際で最高の席でした。7時頃本栖湖リゾートに着き観察場所に行きましたが、気温5℃で寒かったのと日の出予想が8時2分だったので、バスに戻って待ちました。10分程前に観察場所に行くと富士山の後ろが段々と明るくなって、8時前に顔を覗かせ、素晴らしい初日の出を拝する事が出来ました。その後、富士山を左周で富士5湖巡りをしました。新年の為、車が停滞して、降りる事が出来なかったので、1000円札の本栖湖・精進湖・西湖は、車窓から撮影しました。河口湖では降りてゆっくり富士山を見ながら散策出来ました。その後、多くの方が並んでいるお店で、富士五湖名物(武田信玄が戦時食とした)「ほうとう鍋」を頂きました。ほうとうは団子のようで、私の口には合いませんでしたが、お野菜が沢山入っていてお出しが大変美味しかったので、御飯で頂きました。次は初詣に富士山麓の杉林にある、1615年創設の由緒ある「北口本宮富士浅間神社」に行きました。多くの方が並んでいたので、横から拝殿をお参りさせて頂きました。その後、富士山噴火後、雪解け水が溶岩をぬけ、数十年かけて流れ込んで出来た湧水池がある「忍野八海」へ・・以前来た時には見る事が出来なかった富士山も望む事が出来ました。この近くにも浅間神社があったので、正面からゆっくりと今年は良い年になるようにお祈りしました。山中湖に行く途中で地震があった事を知らされましたが、変更なくバスは進み山中湖の美しい富士山を見る事が出来ました。バスは、山梨から静岡に戻り、伊豆フルーツパークでシラスを混ぜて食べるシラス釜めしの夕食を頂きました。ホテルに着いて、TVを見てビックリしました。石川県の震災の凄まじいさに言葉を失いました。
(3日目)震災にあった方には申し訳ないと思いながらも、ゆっくり休んで、8時頃、食堂に行って、朝食を摂りました。出発は10時で、土肥港から12時のフェリーに乗り、県道223号線を航行して清水港に1時15分に着きました。(富士山の日は?2月23日だそうです)富士山をみながらの駿河湾クルーズを楽しみにしていましたがお天気が悪くて残念でした。清水港にある、エスパルスドリームでお土産品や名物等を見て、一路大阪に向かいました。途中京都と梅田に寄って、難波に着いたのは9時前でした。少し疲れましたが、気楽な年末年始で満足しました。来年の元旦は何処で過ごそうかと今から楽しみにしています。
1月8日 コシノジュンコの世界(ハルカス美術館)・毎日現代書関西代表作家展(近鉄アート館)
「躍動するクリエイティビティ、コシノジュンコの世界 原点から現点」をフクロウさんと見て来ました。大阪・岸和田で産まれ、1960年に新人デザイナーの登竜門とされる装苑賞を最年少で受賞し、ファッションデザイナーとして活動をスタート。1970年大阪万博のユニフォーム等を手掛ける。1978年パリコレクションへの参加を皮切りに世界各地でショーを開催、高い評価を得る一方、その創造の対象は服飾デザインの領域を超え、インテリアや食、花火のデザイン、野外エンターテインメントのプロデュースなど常に新たな境地を切り開いて活躍されているようです。この展覧会で、今もなおモードの先端を走り新たな創造を繰り広げる活動を、衣装やデザイン画、写真パネルや映像など200点を見せて頂き、彼女の魅力を充分味あう事が出来ました。能の衣装や、現代甲冑の衣装などに岸和田の血の逞しさを感じました。これからも新しい創造を世界に発信して頂きたいと思います。
3時から近鉄モード館の前のイベント会場で、関西を代表する作家さん3人よるパフォーマンスを見学する事が出来ました。大きな筆で、2本使って書く方もいらっしゃいました。書く姿を映像で見せて頂き、大変勉強になりました。その後、第39回毎日現代書「関西代表作家展」を見学しました。美しい字に心が安らぎました。以前教えて頂いた変体仮名の事を思い出して読もうと思いましたがなかなか読めませんでした。現代書なので、面白い字や横文字等もあり、楽しく見る事が出来ました。夕方になったので、ハルカスダイニングに行きました。以前、慶沢園でキルト展があった時、のとちゃんやりりちゃん達と一緒にキルト展を見た後、のとちゃん提案でハルカスダイニングの東洋亭でハンバーグを食べた事を思い出しました。今だ人気店で、並んで入り、フクロウさんと当時の事を話ながら美味しく頂きました。
1月11日 細川たかし・長山洋子ふたりのビッグショー
りりちゃんと八尾プリズムホールで1時開演の「細川たかし・長山洋子ふたりのビッグショー」を見て来ました。二人とも素晴らしい歌唱力で、心に響きました。細川たかしは前日(10日)に再婚を発表していたので、照れながらも熱唱し、三味線と尺八の音に合わせて、「望郷じょんがら」など故郷を思う歌声は、感情的でホロリとしました。又、歌詞を忘れる事で有名で、本人も其の事を話題にして笑いをとっていましたが、本当に新曲で歌詞を忘れてしまって・・会場をわかせました。長山洋子の三味線の弾き語りは迫力満点で、聞きほれました。細川たかしの弟子、彩青(りゅうせい)21才は三味線と尺八も出来る様で、師匠の歌を尺八で花を添えていました。新曲「王手!」と歌謡浪曲「俵星玄蕃」を歌い、良く通る声で、将来が期待されそうです。3時前に感動の内に終了し、フクロウさんと合流して、八尾アリオへ食事に行きました。特設ステージから綺麗なハーモニーが聞こえました。行ってみると、神戸を中心に活動しているというボーカルグループが歌っていました。演歌を聞いた後のニューミュージック・・頭の中で分けて聞きました。素敵な歌声を聞いて徳を頂いた気分になりました。その後、お野菜食べ放題のしゃぶしゃぶの店で、楽しいお話をしながら、食事をしました。
 1月14日 前進座京都初春特別公演
京都駅ビル内にある京都劇場で、「前進座京都初春特別公演」を観てきました。〈京都劇場で華やかに 芝居と踊り、豪華二本立て〉と・・楽しみにしていましたが・・。「魚屋宗五郎・新皿屋舗月雨暈」は【妹の死を知り、固く絶っていたお酒を、ふたたび口にしてゆくと・・・・芸とドラマが渾然一体。前進座世話物の代表作】だった様ですが、舞台が地味なので、ついウトウトしてしまい、意味が分からないままで、終わってしまいました。「七福神宝之入船」はお正月らしい演目なので賑やかに福を沢山頂けると期待してしていましたが、これまた地味で・・七福神とは別に出て来た神様がボロを纏っていたのには目を疑いました。最後には福の神になるのですか・・舞台演出を華やかにすれば、もっと役者さんたちの芸が映えるのに・・と思いながら観劇しました。最後に撮影OKになったのですが、電源を切っていたスマホの立ち上がりが遅く、慌ててしまって、綺麗に撮影する事が出来ませんでした。ロビーで役者さんが出て、一緒に写真を撮ってくれました。前進座は、松竹を脱退した歌舞伎俳優らが1931年に結成した歌舞伎劇団で、93年もの歴史を持つと言う事は、地味だけれども地道な活動をしているのだな~と理解しました。とは言え・・お正月の華やかな雰囲気を満喫できなかったのは残念でした。
1月20日
教室で静かに私達を見守ってくれている、木目込み人形をクリスタ画で描きました。先生が心を込めて作られた作品は、色あせず輝いていました。私も木目込み人形は好きで、何体か作った経験があるので、木目込みの特長が出るように描こうと努力しました。難しかったです。又、真多呂人形の愛らしい顔にはなりませんでしたが、私としては自己満足しています。
1月21日
今月読んだ本です。狩シリーズ⑫~⑭を読んでいる最中に「奨金狩り」で中断して、14年余り振りに出た完結編「神君狩り」を先生が手に入れて下さいました。感謝します。「忠治狩り」では身代わりを立て関八州を欺き、「奨金狩り」では、忠治に500両の又影二郎にも500両の奨金が掛かり、関八州と奨金稼ぎの刺客に狙われるも切り抜ける。7年後「神君狩り」で忠治が病に倒れ、捕縛間もないと聞いた影二郎は上州に向かう。忠治の死での花道を見下ろす山の斜面から、影二郎の南蛮外衣が花広げ舞い、「忠治一代記」の歌がはなむけに流れて、忠治は笑みを浮かべて逝く・・・南蛮外衣は落下・・影二郎「おれの無頼旅もこれで仕舞いだ」・・幕府を脅かした国定忠治の死から17年後徳川幕府は終わりを告げる。幕末の壊れゆく徳川政治に国定忠治を絡めての影御用のスケールの大きい始末旅は大変面白く、一気に読み、時代小説の醍醐味を満喫しました。その後読んだ、田牧大和さんの「濱次お役者双六」は、面白く無い事は無いのですが、読んでいると直ぐに眠くなるので、読むのに時間が掛かりました。このシリーズは読むのを止めようと思います。
 1月30日
今年も生野区のパン屋さんの美味しいパンを使っての料理講習会に参加しました。23年度にヘルスメイトの講習会を受講し、新たに会員になられた方が多く参加されていました。その中に2名の男性が・・食育に興味を持って下さる男性が増えて嬉しい限りです。10時から会長より各班の担当者が紹介され、第一部のパン料理調理実習が始まりました。コロナ過が解除され、参加人数も増え、各班8人で賑やかに調理実習を楽しみました。人数が多いので、先ず2品作り、その後3品作りました。それは、全部の料理を互いに作り合い、見るためです。見るだけでも勉強になります。★【パン耳で簡単ピザ】は、小さくカットしたパン耳に牛乳を加えて作った生地の上にベーコン・ピーマン・赤パプリカとピザ用チーズを乗せ、オーブンで焼いて作りました。見た目ピザそのもので、美味しかったのですが、パン生地がベチャとしていたのが気になりました。牛乳ではなく卵をつなぎにした方が・・?一度試しに卵で作ってみたいと思います。★【スタッフドバケット】は、両端を切ったバケットの中身をくりぬき、クリームチーズとバターに、くりぬいたパンとドライフルーツを混ぜて作ったクリームを中に詰めて冷凍庫で冷やして作りました。大変オシャレで美味しいおやつが出来上がりました。★【パンで恵方巻】は、ラップの上に海苔を敷き、裏ににマヨネーズを塗り耳を切った食パンを置き、マスタード・マヨネーズを塗り、蒸して潰したサツマイモにマヨネーズとコーンを加えた生地を全体に広げ、キュウリとカニカマを乗せ手巻きして作りました。サツマイモの甘みとキュウリのシャキシャキ感が大変美味しく楽しく味わえる恵方巻でした。酢を加えるとお寿司の食感に近付き、より美味しくなるような気がしました。★【鯖そぼろ入りロールパン】は、玉ねぎ・人参・干し椎茸に鯖缶を加えて炒め煮した鯖そぼろを、切込みを入れたロールパンにサニーレタスを入れた中に挟んで作りました。生姜とお味噌を使っているので、独特の臭みも無く、和風味のヘルシーなロールパンで大変美味しかったです。鯖缶を災害時のストックにしたいと思います。★【野菜入りコンソメスープ】は、キャベツ・玉ねぎ・人参にミニトマトが入ったので、酸味のあるさっぱりとしたコンソメスープで、大変美味しく頂きました。今回も色々な美味しいパンを提供して頂いただきました。試食の後、第二部として、交流会がありました。参加者全員自己紹介して、野菜の名前が書かれたジグソーパズルを3人組でして脳トレの競い合いをしました。ローリングストック法とは、災害時の為に多めに買い置きした食品を日々の食事に組み込んで使い、使った食品を補充していく方法です。料理のレシピは上の画像をクリックして下さい。もうすぐ節分です。【パンの恵方巻】如何でしょうか。
2月のメモリアル 
  2月1日
 
棒針編「300円で編めたマフラー」・・初めての挑戦で縄編みを何度もやり直し、マスターされ、素敵なマフラーを編み上げた、しーちゃんに頭が下がります。 かぎ針編「花座布団(ガーベラ)」・・立体編みの編図は難しく、出来上がり図と写真を見て、自分なりに理解して編みました。 油絵「イチジクの大きな葉」・・イチジク葉が丸まって来ないように実を重石のように置いて描いていく。変化していく物を描く動きのある絵ですね。…実物が見たくなりました。 かぎ針編「少し幅広のマフラー」・・簡単な編み方とは言え、間に松葉模様を入れ、幅を揃えて編める技は真似が出来ません。さすがです。素晴らしい!! マクラメ編み「トイレットペーパーホルダー」・・長い糸を編むのは大変だったと思います。美しい仕上がりで、トイレの素敵な飾りになりますね。
ミシン縫「円形のバッグ」・・面白いバッグですね。真ん中のポケットが重宝しますね!だだ、慌ててガバッと口を開けると、中身が飛び出しそう…?横で止めてあるから大丈夫でしょうか? クリスタ画「いつも使っている帽子とサングラス」・・愛着のある、身近な物を絵で残すと、思い出になりますね。メガネの透明感綺麗に出ていて素晴らしいです。 かぎ針編「ふんわりふかふか花座布団(ラナンキュラス)」・・あの難しい編図を理解され編み上げられたyokkoさんに感服しました。素晴らしい! 指編み「スラッシュラグ」‥不要になった布製品を1.5巾に切り、指だけでなくペンチをも使って編み上げて作らました。厚みがあって、座布団や足元マットに最適だと思います。 美夏ちゃん・・グリーンのセーターに赤いスカート、エンジのマフラーが良く似合っています。今年も私たちに月々の予定の連絡宜しくお願いします。
 2月3日
先生が推薦して下さったので、久しぶりに、コミック本「かろりのつやごと」①~⑪まで読みました。先生のご推薦通り、面白くてあっという間に読んでしまいました。人は、外面より内面の美しさが大事だとつくづく感じ感動しました。最初の出だしがアダルト本のようで、ビックリしましたが、それは主人公の妄想でした。両親を事故で失い、体型にコンプレックスを持ち、恋にも男性にも縁なく生きて来た主人公・・花鳥風月、通称「かろり」・・訪れた定食屋でアルバイトの大学生青井君と会い、彼の明るさにひかれ、又、青井君も彼女の思いやりのある優しさにひかれ、お互い意識するようになる。色々あるも青井君の実家へ・・村をあげて歓迎を受けたかろり・・この後どうなるのか?まだまだ続きが出るようなので、楽しみです。
2月3日 
よねちゃんに杭全神社を案内して頂きました。862年坂上田村麻呂の孫が創建した大変由緒ある神社で、歴史の重みを感じました。よねちゃんの説明は、ガイドさん顔負けで、大変勉強になりました。近くには開山1200年の満願寺もあり、平野の歴史をもっと知りたくなりました。よねちゃん有難うございました。これからも宜しくお願いします。
 2月9日
おとらちゃんとシネマ歌舞伎を観て来ました。平成27年7月に新橋演舞場で上演された『歌舞伎NEXT阿弖流為(アテルイ)』で、若手の歌舞伎俳優のエネルギー溢れる迫力ある演技に感動しました。作家中島かずき氏と演出家いのうえひでのり氏(劇団・新感線)が、満を持して初めて取り組んだ歌舞伎で、「歌舞伎NEXT」と銘打っただけあって、400年の歴史を破る新しい歌舞伎だったように思いました。今までは、ウトウトしてしまう私でしたが、今回は185分寝ることなく楽しませて頂きました。杭全神社と縁のある征夷大将軍坂上田村麻呂は朝廷側として、蝦夷(えみし)の長アテルと対峙するもお互いの心が通じ合い、和解の道を模索するが、朝廷側が応じず、決着を付ける時が・・・手に汗握るお芝居をアップで見る事が出来、大変満足しました。おとらちゃんは以前劇場で観ていたとの事ですが、シネマの迫力に、満足されたようでした。2時から始まって、5時過ぎに終わり、楽しくお食事をして帰りました。久しぶりにおとらちゃんとご一緒出来て楽しかったです。有難うございました。
2月14日 
久しぶりにマクラメ編みをしました。編み方を忘れてしまって、基本テクニックを見ましたが、一番苦手でなかなか覚えられなかった巻き結びが右も左も、手が覚えていたのにはビックリし、嬉しくなりました。円形を編むのに気を使い台紙用型紙に合わせて編み揃えました。編み図だけを見て、数字を見なかったので、勘違いして全体的に少し小さくなりましたが、思ったより簡単に楽しく編めました。3月のミニ展示会に出したいと思います。昨年末の抽選会の景品で頂いたキットで、素敵なマルチカバーを編む事が出来ました。有難うございました。
2月20日
竹人形をクリスタで描きました。竹を表現するのは難しく、切り口の厚みや節等描くのに苦労しましたが、一番難しかったのは、結んだ帯の竹の皮でした。頭には金紙で折った帽子のようなものを被っています。高さは約18cmで水汲みの女性で、伏し目がちの優しい顔立ちで、水をこぼさないように歩く姿が目に浮かびます。プレゼントして下さった方はどなたか忘れましたが、優しい方だったのではないかと思います。
2月26日
昨年訪れて、もう一度来たいと思っていた「なばなの里」に行って来ました。11時に梅田を出発して御在所岳をロープウェイで上る予定でしたが強風の為、ロープウェイが運転をストップしているとの事で、取りやめになり、土山SAで自由昼食で時間をとり、1時半頃ナガシマリゾートの三井アウトレットパークに着きました。長島スパーランドのジェットコースターも強風の為でしょう?止まっていました。アウトレットパークはグッチ等超一流のお店が並んでいて、値引き販売をしていましが、買う気が無いので、ウィンドウショッピングを楽しんで、休憩室で本を読んで時間を潰しました。4時に出発して「なばなの里」に30分程で着き、園内を散歩しました。梅苑の枝垂れ梅と水仙が満開で、大変美しく心に残りました。園内も満開の彼岸桜で、ピンクに染まっていました。ベゴニアガーデンは今年も美しい沢山のベゴニアが私を迎えてくれました。チャペルの6時の鐘で光のトンネルは点灯され、美しい光の中を通って、イルミネーションのメイン会場に・・・「黄金のピラミッド」を鑑賞しました。大変美しいイルミネーションでしたが、ピラミッドの中をラクダやツタンカーメン等が動き、神話のストーリーになっていたようですが、あまり迫力を感じませんでした。昨年の「天空の船」の方が立体感があって面白かったように思いました。新しく設置されたと思われる、100mのトンネル抜けて、園内に戻りました。7時過ぎに出発して、梅田に着いたのは9時半頃でした。少し疲れましたが、美しいお花とイルミネーションでリフレッシュでき、大変満足しました。
 2月28日
「安いチケットがあるから行かない」とお誘いを受けたので、「梅沢富美男&研ナオコ」の特別公演を見てきました。11時に大阪駅で待ち合わせて、阪急三番街で食事ををしました。1時半頃、梅田芸術劇場に行きました。ここが「飛天」だった頃、主人とよくお芝居を観に来ていたので、懐かしく感じました。「アッと驚く夢芝居」は訳の分からないお芝居でしたが、梅沢富男美と研ナオコのお話は面白く、飽きさせませんでした。研ナオコは色が白くお化粧が大変上手で、歌も声量があって心に響きました。梅沢富男美の一曲しかない歌の下手さにうんざりしましたが、踊りになると舞台が華やかになり、それなりに満足させてくれました。昨年、ふくろうさんと新歌舞伎座で観たのと、踊りは同じようでした。3時半頃終わって、お茶を飲んで休憩して、店を出ると5時過ぎて、暗くなりかけていました。茶町を歩いて、阪急のガード下が美しくなっているのにビックリ・・地蔵横丁のお地蔵さんに手を合わせて、私は、地下鉄で帰りました。今日も楽しい1日でした。
3月のメモリアル 
マクラメ編みのマルチカバー…久し振りのマクラメ編みで、丸く編むのに気を使いました。 刺し子「青海波」模様…刺すたびに上達され、綺麗な縫い目で、お気に入りの古典的な模様が際立っています。 着物地で作ったマフラー真綿を入れて暖かそうですね。テープがオシャレです。お揃いのベストが映えますね。 動物のウォールポケット…可愛いウォールポケットに変身しましたね。重宝すると思います。アイデアが素晴らしい! マクラメ編みのペーパーホルダー…何度も編み直されたようですが素敵です。トイレではなく台所でも使えそうですね!
棒針編みのウエストウォーマ…初めての棒針編みでアラン模様の作品を編み上げられ、感心しました。オシャレな名前が良いですね!寒い冬重宝しますよ。 和花のちぎり絵(あやめ)…初めてとは思えないような仕上がりで、目を見張りました。あやめの花びらの感じが良く出ていて、和紙の良さが発揮されていると思います。 ミニブロック「鳥(シマエナガ・インコ)」…北海道でしか見る事が出来ない白い鳥にペアのインコ可愛いですね。ミニブロックでの組み立て、指が痛くなりませんか? モリス柄のポーチ…紐付きの可愛いポーチが簡単に出来て良かったですね!ちょっとしたお出かけに役にたちそう、又、バックインバッグでも良さそうですね。 木目込み人形「招運お福」…2時間半で仕上げられるとは、さすが昔取った杵柄ですね。ふくよかなお顔でJPCに福をもたらしてくれそうです。
3月15日 
 
 平成5年6月20日に近鉄藤井寺球場に野茂投手の野球を観戦に行った帰り、西国5番の藤井寺にお参りに寄ったのがきっかけで、西国33か所巡りを始めました。その後主人と2人で観光を兼ねて、お参りに行っていたのですが、途中で止まってしまって・・・主人の3回忌を機に残っている13ヵ所をお参りしようと、先ず、宝塚の中山寺にお参りに行きました。聖徳太子のご創建による我が国最初の観音霊場で、御本尊の十一面観音菩薩は、女人救済の悲願を込めて刻まれ、古くより安産・求子の観音様として、代々皇室・武家・庶民に深く信仰され、豊臣秀吉は、この観音様に祈願して、秀頼を授かり、明治天皇の御生母はこちらの御腹帯を受けて、明治天皇を御平産された事などから、「安産の寺」として、全国より多くの方がお参りに来られているようです。山門を入って、多くの階段がありますが、全てエレベーターとエスカレーターが完備され、妊婦さんや体の不自由な方に大変思いやりのあるお寺に感福しました。五重塔は、珍しい青色に彩られ、その美しさに目を見張りました。約400年振りに再建され、高さ約28mで、仏の智慧と東方を表した青色の龍をイメージしているとの事です。大願堂も色鮮やかで、歴史あるお寺にしては、モダンな明るいお寺でした。
 3月18日
先生にキットを頂いたので、数十年振りに木目込み作品を作りました。土台が白く塗ってあったので、そのまま生地を木目込んで作る事が出来、思ったより楽に楽しく出来ました。とは言っても、皺にならないようにするには、気を使いました。白の縮緬は多くの大小さまざまな形のパーツをとらなくてはならなかったので、紙で型紙を作ってとりました。可愛らしい「張子犬」が出来上がって嬉しかったです。 木目込み「張子犬」をクリスタ画にしました。縮緬の感じを出すのが難しかったので、網掛けしてみました。黒目は、もう少し大きくした方が可愛かったように思います。手はしわくちゃにならないように描いて成功したようです。
 3月19日
昨年のよねちゃんのリポートを見て興味を持っていた西国6番札所壷阪寺に、フクロウさんとお参りに行ってきました。近鉄吉野線で壺阪山駅下車、バスで壷阪寺に行きました。壷阪寺は、703年に元興寺の弁基上人がこの山で修行していたところ、愛用の水晶の壺を坂の上の庵に納め、感得した像を刻んでまつったのが始まりだそうです。御本尊の十一面観音菩薩は、衆生救済への力強い意地を感じさせ、殊に眼病に霊験あらたかな観音様として有名です。明治の頃、失明快復祈願にまつわるお里沢市の夫婦愛を描いた浄瑠璃「壺坂霊験記」が巷に大きな共感を呼び、信仰が広がったようです。境内にある多くの石仏と、この時期に飾られるお雛様に圧倒されました。1時間半ほどかけてゆっくりと見学して、次のバスが1時間以上後だったので、歩いて山を下り、土佐街道に出て、「町家の雛めぐり」をしました。今年最後との事で、50件程の素晴らしい雛飾りを堪能させて頂きました。よねちゃんに資料を頂き、説明をして頂いていたので、スムーズに見学が出来て、楽しい一日を過ごす事が出来ました。よねちゃん・・有難うございました。家に帰って万歩計を見ると約22000歩歩いていました。筋肉痛が心配です!
 3月23日
久し振りにおとらちゃんと文楽を楽しんで来ました。初めて観る方を対象にした催しでしたが、知らないことが多く勉強になりました。人形浄瑠璃の事を文楽と言うのは、昔沢山あった浄瑠璃の小屋で最後に残ったのが文楽という名の方が持っていた文楽座だったので、大阪では人形浄瑠璃の事を文楽と言うようになったとの事でした。演目の解説の後、「義経千本桜」が始まりました。静御前と狐忠信の三位一体の人形の舞を楽しみました。狐忠信は人間国宝の桐竹勘十郎だったので、早変わりなど見ごたえがありました。その後太夫の声の出し方や、三味線の弾き方、人形の三位一体の使い方等の説明を聞いて、「壺坂観音霊験記」が始まりました。説明の後だったので、興味深く観る事が出来、人形の熱演に感動しました。又、先日、壷阪寺を参拝して、お里沢市が身投げした場所を見て来たばかりだったので、心に残りました。沢市は目が見えるように観音様に願掛けに行っていたお里を疑った事を恥、お里を自由の身にしてやろうと谷に身を投げる。沢市の死を悲しんだお里も身を投げ、この二人のせつない夫婦愛が、観音様の霊験により奇跡起こし、二人は助かり、沢市の目が開眼・・悲劇的な結末の多い演目の中で、数少ないハッピーエンドの作品で、今から300年以上前のお話を、明治時代に作られ、比較的新しい作品なので、内容が良くわかり、巷に大きな共感を呼んだのではないかと思いました。
3月25日 3月に読んだ本
5巻まで読んで続きを読みたいと思いながら、ストップしていた「酔いどれ小藤次⑥~⑪」を読みました。「御鑓拝借」と「13人切り」で名をあげたものの、恨みをかい、刺客に襲われるが打ち勝ち、包丁研ぎの仕事で身を立てている。その小藤次を子連れの刺客が襲い,討ち果たす。遺言により刺客の子俊太郎を養育することに・・刺客に襲われながらも、子育をする小藤次の奮闘と俊太郎のこれから、思い人おりょうさんとの今後も楽しみです。「芋洗河岸①~③(完)」を読みました。出奔し浪人となった小此木善次郎一家が神田明神下の一口(いもあらい)長屋に居を得、剣の腕を見込まれ、大家(越後屋)と神田明神・中村座の「守護人」として生計を立て活躍する。越後屋から隠された秘密があると噂される長屋の謎を調べるように頼まれる。そこから思いがけぬ展開をみせるてくれると、楽しみにしていたのですが、3巻は完結編になっているのに結論らしきものがありません・・謎はなかったというのが結論なのでしょうか?面白い小説でしたが、不完全燃焼のような気がしました。高田郁さんの「あきない世傳金と銀特別巻下」は、上で取り上げられなかった、妹結の消息が出ていました。未だに、姉の幸に嫉妬し、儲けようとして騙されそうになる・・しかし娘が幸に似て賢く素直に育ちほっとしました。幸も賢輔と一緒になり、大阪に戻り、おだやかに還暦を迎え、五十鈴屋の先祖の地伊勢に向かう。歴代主人との数奇な運命を乗り越えた幸は金・賢輔は銀で五十鈴屋の商いは、次の百年まで続くと思いました。良い作品で感動しました。
 3月27日
8時に梅田を出発して9時過ぎに和歌山県岩出市の根来寺に着きました。1132年に高野山に開かれた大伝法院を始まりとする新義真言宗総本山で、15~16世紀には全国から学問を志す僧侶が集まる大寺院として繁栄するも、豊臣秀吉と対立することとなり、大塔などの主要伽藍を残し全山焼失しました。江戸時代になって徳川家の外援のもと復興への道を歩み続け、中世の佇まいを遺す境内は平成19年に国指定史跡になったようです。1時間半ほどかけて、国宝や重要文化財の建物をゆっくりと見学しました。
11時過ぎに和歌山マリーナシティに着きました。先ず黒潮市場で頂いたクーポンを使って食事をしました。お魚が新しいので美味しく頂きました。その後ポルトヨーロッパを見てまわりました。以前に来た時と比べて、汚く寂れていました。しかしお天気が良かったので、海は美しく、気持の良い時間を過ごすことができました。12時30分からマグロの解体ショーを見ました。
1時20分頃紀三井寺に着きました。ケーブルカーが設置されていましたが、厄払いを信じて、231段ゆっくり登りました。若き紀伊国屋文左衛門が母を背負いこの坂を登って、観音様にお参りしていたある日、草履の鼻緒が切れ、困っているところに玉津島神社の宮司の娘が通りかかり、鼻緒をすげ替えたのが縁で、二人が結ばれたので、結縁坂(けちえんざか)と言うようです。今回のバスツアーの目的の一つ、西国33か所2番の御朱印を頂きました。770年に開かれ、和歌山城からほど近い所にあるので、歴代藩主が訪れ紀州徳川家の繁栄を祈願した寺との事です。30分程境内の建物を見学して、階段が急で危ないので、下りはエレベーターとケーブルカーを使い楽をしました。
2時40分頃和歌山城に着きました。4ヶ所目となると少し疲れましたが、頑張って城山を上がり、天守閣の内を見学して、最上階まで上がり、和歌山市を一望しました。その後、御橋廊下を渡って、西之丸庭園を散策して、駐車場の側にある、わかやま歴史館に行き見学しましたが、印象に残りませんでした。4時頃出発して、梅田に着いたのは5時半頃でした。桜の名所を巡るツワーだったので、満開の桜のを期待しましたが、大いに外れ残念でしたが、お天気に恵まれ気分転換が出来満足しました。
3月30日 
本来なら、満開の桜で霞む大阪城を見ながら、ランチを楽しむはずだったのですが、今年は、開花が遅れ残念でした。しかし、お天気が良く美味しいランチで、花より団子で満喫しました。食事の後、大阪城西ノ丸庭園に行き、少しだけ咲いている桜を見て満開時をイメージしました。それでも多くの方が、お花見に来られていました。観光バスも何十台もとまっていました。多くの観光客で賑わう大阪城天守閣の最上階まで上がって、大阪市内を一望しました。大変楽しい1日で、誘ってくれた彼女に感謝です。
4月のメモリアル 
4月1日 
旅館のロビーで竹かごに入っていたくす玉・・日頃から折っているので目に飛び込んできたのでしようか?高価な折り紙で作られ、籠も素敵です。 「ワ~可愛いクマちゃん!」と思ってしまいました。ひょっこり可愛い手のひらサイズでとてもキュートです!私も作ってみたくなりました。 岸辺に生い茂る柳の柄「ウィローボウ」素敵な柄です。型紙と実寸に大きな差があったので、修正するのに苦労しました 裏表の柄合わせをされ、綺麗に作られたフラットポーチ・・使い易そうそうですね。柄も素敵です。 紬でしょうか?本当に軽くて素敵・・ちょっと羽織る上っ張りはこれから重宝しますね。
         
見ているだけで、目が痛くなりそうな作品を作られ、さすがまっちゃん!感心しました。一つ一つピンセットで貼るのは大変だったと思います。  上目遣いで見つめる亀ちゃん、何とも愛嬌がありますね。yokkoさんの長寿を見守ってくれると、私は思います。大切にしてくださいね!  これから藤の花がピッタリの季節になりますね。何と言ってもご自分で彫って木め込んだ裏面のリスが可愛いです!  初めてにしては、綺麗に出来ていると思います。ご自分で彫って木め込まれた、今年の干支「辰」が目を引きます!   本当に軽くて色合いが良く、使い易そうですね。私もミシンが苦手なので、以前作った時綺麗に出来ませんでした。
 4月6日
フクロウさんと京都国立近代美術館で催されている、「没後100年富岡鉄斎」展を見てきました。「最後の文人画家」と称えられ、幕末、京都に生まれ、儒学・国学・仏教など諸学を広く学びながら、南宗画・やまと絵など多様な諸派の絵画も独学し、深い学識に裏付けられた豊かな画業を展開し、良い絵を描くには「万巻の書を読み、万里の路を行く」ことが必要であると、何を描くにもまずは対象の研究に努め、日本全国を旅して各地の景勝を探ったようです。富士山にしても、山全体だけでなく頂上の火口まで描いてある絵は初めて見ました。鉄斎さんは富士山の頂上まで登って描かれた事が想像できました。常設展示に「鉄斎慕う洋画家たち」という展示があったので、専門家たちから高い評価を得たのではないかと思いました。凡人の私には鉄斎さんの心は理解し難く思いましたが、写実的ではないものの緻密な表現は、心に残り圧倒されました。何点かの絵の中に描かれた人物に人間性を感じた時は、ホッとしました。その後、食事をして、疎水沿いを歩いて、南禅寺まで行き、境内を散策して、哲学の道を銀閣寺の参道の下まで歩きました。参道は多くの観光客で一杯だったので、参拝するのは止めて、バス道に出たのですが、乗ることが出来ず、出町柳駅まで歩きました。京阪で天満橋まで行き、お弁当とビールを買ってテラスでお花見をしました。今日は、沢山歩きましたが、京都の満開の桜を見る事が出来て満足しました。フクロウさんお付き合いして下さって有難うございました。楽しかったです。
4月9日
「普通ではとり難い、一番前の正面の席が手に入ったので、行かない」と、お誘いを頂いたので、今年は「都をどり」を観て来ました。京都に早く着いたので、八坂神社を通って円山公園の有名な枝垂れ桜を観に行ったのですが、散ってしまっていて残念でしたが、何本かの美しい桜が私たちを待っていてくれました。12時頃、祇園の歌舞練場に行くとほぼ満席で外国から来られた方が目たちました。明治5年の第1回から数えて通算150回の記念公演で「源氏物語舞扇」を長唄・浄瑠璃・琴・笛・囃子に合わせて、美しい都をどりを観せて頂きました。一番前は良く見えましたが、足さばきが見えないのが欠点で、残念でした。12時半から始まって1時間で終わり、会場を出ると2時半からの公演を観る為の観光バスが来ていました。その後、近くにある、建仁寺の境内を散策しました。京都最古の禅寺で、臨済宗建仁寺派の大本山で源頼家が開祖とか・・大変立派なお寺でした。多くの重要文化財があるようですが、知らなかったので、入館しなかったのが残念でした。その後、食事をしようと先斗町を歩いたのですが、時間的に準備中で、やっと開いてたお店に入って、おしゃべりをしながら食事をしました。その時、私も感じていたのですが、「都をどりは美しいだけで、凜とした力強さに欠けていたね」との話で盛り上がり、お店を出ると夕方になっていました。先斗町をぬけて三条大橋に出て、京阪で大阪に帰りました。昨年は「北野をどり」を、今年は「都をどり」観る事が出来て満足しました。誘って下さった彼女に感謝します。
 4月13日
フクロウさんと「没後50年福田平八郎」展を大阪中之島美術館で観て来ました。1892年に大分で生まれ18歳の時京都に出て絵を学び、自然を隅から隅まで観察した写実的な作品で評価を得た後、1932年に琵琶湖で釣りをしていた時、水面が漣をたてて美しい動きをみせることに気付き、「これを絵にしてみよう」と思い立ち誕生した「漣」を、第13回帝展に出展すると、「これが絵か」、「果敢に新境地を打開」、などと賛否両論が巻き起こり、一番の問題作だとされたようです。現在では、自然観察による写実と日本画の装飾的な伝統を融合した代表作として高く評価されている重要文化財の「漣」を観るのを楽しみにしていましたが、休養中の為、残念ながら実物を観る事ができませんでした。その後発表された「竹」「雨」「雲」等、色や形、視点や構成に趣向を凝らしたと言われる作品を観て、年を追うごとに作風が変わっていくことを感じました。この展覧会で、興味深かったのは、若かりし頃の落選した作品が展示されていた事です。その頃の雅号は「九州」で、平八郎とサインするようになって評価され始めたのではないかと思いました。1時間半程ゆっくり鑑賞した後、中之島まで歩いて、中之島公会堂のレストランで食事をしました。気持の良いお天気で、テラス席で一番人気の「オムライス」を美味しく頂き最高でした。その後中之島公園を散策しましたが、バラは蕾でした。そのまま歩いて、橋を渡り、桜ノ宮の散り初めし桜の並木道を天満橋まで歩いて、地下鉄で帰りました。今日も有意義な1日有難うございました。
4月16日
おとらちゃんと長浜城にバスツアーで行って来ました。長浜城は、豊臣秀吉が琵琶湖に面した今浜(現 長浜)に初めて築いたお城で、出世城として名高く、今浜を信長の長の一字をとって長浜にしたとか?現在の天守閣は模擬天守で、博物館になっていました。私達は中には入らず、周りの公園(豊公園)で桜と琵琶湖を見ながらゆっくりした時間を過ごしました。